脂肪分を身体の中に摂り入れない工夫が必要です。
現代人の食事を見る時に、
食物繊維の不足が指摘されることが多くなりましたが、
脂肪分の吸収にこの食物繊維が関係しています。
野菜とか、海藻類、穀物などには、
水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維が腸内を通って行くときに、
腸内に溜まったコレステロールや中性脂肪などの脂分を
胆汁酸と一緒に吸着して、
便と一緒に身体の外へ排泄してくれます。
内臓脂肪を更に悪くさせないためにも、
食物繊維の多い食べ物を積極的にとって、
余分な脂肪分が身体に蓄積するのを防ぐ必要があります。
精製されていない穀類、ブロッコリーとか緑黄色野菜に
また、きのこ類や柑橘類、豆類など、
そして、切り干し大根とかかんぴょうなどの乾物類にも多いです。
腸の蠕動運動を促して、排泄力を上げるために、
不溶性の食物繊維、イモ類やごぼうなどを多く摂るのも効果的です。
大人の場合は、一日平均、
20〜25gほど摂るようにするといいようです。
主食のお米は、白米でなく、玄米がいいですが、
胃に負担をかけいない為に、二分づきのお米で発芽させた、
発芽玄米が良いとされています。
発芽玄米にすれば、食物繊維だけでなく、
バランスよく、栄養素も摂取することができます。
脂肪分は、豆類などをまるごと食べることで、十分間に合います。
摂取エネルギーの10%に抑えるのがベストです。
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